これからイタリアのファッションの街、ミラノへ向かいます。
ミラノといえば、ミラノコレクションが開催されるオシャレなファッション街というイメージでしたが、市内はモダンではなく、建物からこちらの路面電車まで昔のまんま。とても歴史を感じる街でした。
<市内を走る路面電車>

旧型の路面電車は車内も薄暗く、狭そうだけど、レトロでいいですね。ミラノ市内は路面電車のレールが敷かれ、タイルの道ばかりで車で走るとガタガタでした。
<ドゥオーモ(大聖堂)>
広さがバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目に広い大聖堂です。大迫力!!

ブランドショップが並びます。久しぶりに買い物意欲がわいてきた♪

イタリアといえばパスタですね。ランチをしてお腹がいっぱいになったら買い物へGO。あれ何の行列??

並んで見ると、アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)のお店でした。私はここで初めて知りましたが、NYのカジュアルファッションブランドで今ミラノっ子に大人気なんですね。日本にも銀座に出店してるとか。安くて質はなかなか、記念にTシャツを1枚買いました。でも、子連れにはちょっとお店が暗すぎだね~。銀座のお店も音楽ガンガン、入口の店員さんは上半身裸ですか?!

そして、ついにミラノでママのものを買ってもらいました♪ ボッテガ・ヴェネタ (Bottega Veneta)のバッグをこうちんに買ってもらいました。上質の革で質がいい~大事に使います。
カプリ島といえば、『青の洞窟』ですね。
日本からのツアーだと、フェリーの港で小型ボートに乗り換えてそのまま『青の洞窟』直行パターンが多いかと思いますが、私たちは陸路に挑戦。時間に余裕のある方は、小さな街に寄り道したり、カプリの自然に触れながら行けるルートなのでオススメです


ケーブルカーで高台(カプリ地区)まで行き、そこから絶壁を道スレスレに走るスリル満点の小型バスで、カプリ→アナカプリ、アナカプリ→青の洞窟行と乗継、岩の階段を降りるとこちらに到着します。
今日はいいお天気で海のご機嫌もよく、無事『青の洞窟』に入れました。入口が狭いため、波の高さ次第で観光できない日もあるそうなので、見れたらラッキーという気持ちで行きましょう☆
小さな手漕ぎボートに乗り換えて、入口の岩に頭をぶつけないよう寝そべっていざ出発!青の洞窟をご堪能下さい♪



入口付近は白と青が入り混じったブルーだったのに、奥に行くほどターコイズブルーや濃紺に見えたり。とにかく海の青さとは違う不思議なブルー。青い理由は、天井や壁が鍾乳石という石でできていて、本来は白いはずなんですが、入口から差し込む太陽の光が海水のブルーを反射し、幻想的なブルー色になるそうです。
ナポリの港からフェリーに乗って1時間半ほどでカプリ島に到着しました!

ここはリゾート地で、白い色の別荘やホテルが斜面に並び、ケーブルカーで高台に上がるとそこはショッピング街。ブランドショップやオープンカフェが並んでいて島ということを忘れそう。

でも、そのエリアを離れると、緑豊かな自然が広がり、目の前は緑の木々とどこまでも続く青い海。とっても贅沢な島なのです。休日にカプリ島で何泊かしてのんびり過ごすのもいいですね~。

カプリ島では温暖な気候を利用して、多くの農家がレモンを栽培しています。ケーブルカーの車窓からは、斜面一面に広がる黄色いレモンが見ることができます。
お店にもレモン製品がたくさん。
特に目立ったのは、“リモンチェッロ”というレモンのお酒。レモンの厚い皮をリキュールに浸けて作る食後酒だそうです。
私はレモンのジェラートを食べました。甘酸っぱくて美味しい


こちらは、散歩していたら遭遇した、カプリ島在住のニャンコ。
観光客慣れしているのか、全然逃げません。
こうちんのカメラに気を取られている間に後ろから少しづつ近づき・・・・・
最後の
「だるまさん、こ~ろんだ♪」
「バレた?!」

ピザのの本場ナポリへ到着。ナポリは海と山に囲まれた小さな港町。
治安は・・・車のクラクションがブーブー、道のあちらこちらにゴミと落書きという感じで、決してよさそうではない感じ。
駅前のホテルから10分くらいあるいた所にある、地元でも人気のあるピッツェリア(ピザ専門店)へ。見てーこんなに並んでいます。観光客というよりは全員イタリア人っぽい。こんなに並ばれちゃ、どれだけ美味しいのか食べたくなるもので30分くらい待ちました。

Da Michele(ダ・ミケーレ)・・・130年以上も続く、スタイルを変えない老舗。メニューはマリナーラ(トマトソースのみ)とマルゲリータのみというこだわりで、1枚4ユーロ(約500円)。
ここはイタリアなのでイタリア語が飛びかうわけですが、単語はスペイン語と似ていて語尾が少し違うくらい。だから、適当にスペイン語でも通じたので旅がしやすかったー。英語の次はぜひスペイン語を勉強してみては!便利です♪

定番はトマトソースとモッツァレラチーズののった“マルゲリータ”。生地は薄く、トマトソースとチーズがスープのように溶け合っている感じで美味しい~☆とろけるようなトマトソースがなんとも言えない美味しさ

長ーい1日が終わりました。おやすみなさい (-。-)ZZZ
コロッセオでゆっくりしていたら、時間がピンチ。17時半の電車でナポリに移動しないといけないのです!でも、まだ一か所行ってない大事なところがあったので、小走りでコロッセオからある教会へ。ここには、映画「ローマの休日」で話題となった『真実の口』があります。あれだけ有名な『口』なので、どれだけ派手に看板があるのかなと思いきや、これなの?と地図を確かめてしまうほど古い小さな教会。入口に入るとすぐ大きな石の円盤をがかかっていて、見覚えのあるものが☆

「ウソつきがこの口に手を入れると抜けなくなる」と伝えられている『真実の口』。勇気のある方は、ぜひ手を入れてみてー。こうちんは初め、鼻に手を突っ込んでいました(笑)ちなみに、この大理石でできている円盤は、実は古代のマンホールだったらしいです

帰りはバスでテルミノ駅へ。ナポリまでは2時間弱の電車の旅です。


一大名所だけあって、遠くからでもすごい迫力!
コロッセオは4階建ての円形闘技場。
300年以上も試合が行われた場所です。一度に5万人もの観客が入れたとか。
当時は、剣闘士同士や剣闘士と猛獣を戦わせたりしていたらしい・・・・
怖っー(>。<)

地震があったりして、実際に競技が行われた床の部分は残っていないのが残念。一番下に見えるには、剣闘士や猛獣、時には囚人を収容していた場所です。床がなくて地下が丸見えになっている状態↑

コロッセオは各階で少しづつ建築様式が違っています。こんなに古い建物が今も残っているなんてすごいなぁ。私達が見に行った時も作業員の人たちが古くなった石を丁寧に手で磨いていました。きっと、そのおかげで何百年も当時の形を残していられるんですね。

コロッセオのすぐ隣に建つ大きな門は、315年に建てられた『コンスタンティヌス帝の凱旋門』。パリの凱旋門よりは小さいです。凱旋門っていろんな国にあるんですね。バルセロナでも見ることができるんですよ

イタリア料理と言えば、パスタ料理ですよね。ピザはナポリが有名なので、ローマではパスタに挑戦。路地裏を散策して、地元の人が通いそうなお店を発見したので入ってみました。パスタも種類が多くて悩んじゃう。イタリアントマトは美味しそう~と思い、アマトリチャーナ(トマトソースをベースにしてパンチェッタ、タマネギなどを加えたパスタ)と中にチーズとほうれん草が詰まったラビオリにしました。
一見、普通のパスタに見えて・・・・なんかお家で食べるスパゲティーよりも少し太め。食べてみてビックリ!中が空洞になってるよ?!パスタのゆで具合、モチモチ感、トマトソースの自然な甘さといい、やっぱりイタリアのパスタは美味しい☆

このパスタの名前は『ブカティーニ』といい、中が空洞のロングパスタ。汁気の多いソースや重めのソースとの相性がいいパスタらしく、ローマでは一般的にレストランで使われているパスタみたい。
デザートはレストランでは食べず、ジェラート屋さんで食べました♪シチリアのジェラート屋さんでピスタチオを楽しみにしていたのに、売り切れで残念。

みんな美味しそうに食べながら歩いているので、ついつい食べたくなってしまいます。まず、コーンの大きさを選び、食べたいジェラートを2、3種類のせるのがローマっ子の食べ方見たい。スーツ姿のビジネスマンもみんなジェラート片手に歩いて、子供から大人まで大人気のジェラートです!!
テヴェレ川を渡り、目の前の大通の左方向に体を向けると、正面にカトリック教会の総本山『サン・ピエトロ大聖堂』が現れます。見た瞬間「おー」と思わず声を上げてしまうほど大迫力!少しでも早く近くに行きたくて、ついつい小走りになってしまいます。

ここはもう“ヴァチカン市国”
この国はローマ法王が統治する、世界最小の独立国。この大聖堂の前には、大きな広場『サン・ピエトロ広場』があって、神聖な場所なのでサンダルや短パンでは入れないので注意しましょう。入口で荷物検査もありました。検査の際、「君はツーリスト?それともテロリスト?」と冗談を言われて困りました(笑)

この日はセマナサンタ(聖週間)の週ということもあり、なんと偶然にもあのお方にお会いできたのです!!中央で広場のクリスチャンにお話をなさっている、白い服のおじい様が“ローマ法王”です。写真では小さくて見えにくいけど、広場には巨大スクリーンが取り付けてあり、はっきりお顔を拝見することができました。
この広場を囲むように284本もの巨大な柱が建っていて、広場に入るだけで神聖な雰囲気を感じます。柱の上には聖人の彫刻がずらり。ミケランジェロの作品もあるんですよ。

ここからがヴァチカンですよー
とこのように壁で区切られています。
実はここに来るのは、私は2度目。20年前に来た時は・・・・・・・
もっと見張りの人がいて、孤立した感じだった気がするんだけどなぁ。
今は誰でも自由に入れる感じで驚きました☆

ブランド街を30分くらい歩くと、テヴェレ川が見えてきます。
テヴェレ川沿いのは景色がキレイで気持ちいい。団体さんの観光客も少ないので、お散歩スポットとしてオススメです!
川の正面に小さ~く見えているのが、世界最小の独立国“ヴァチカン市国”の 『サン・ピエトロ大聖堂』です。次のお目当てはあの大聖堂です。
小さそうに見えて実は・・・・・

こうちんが1週間分歩いたよーというほど、朝からずーと歩いています。ローマはバルセロナと比べてしまうとちょっと不便かな。バスの停車場所がわかりづらいのと、メトロも2路線しかないので(^^;
この街は歩きましょう♪

サン・ピエトロ大聖堂を目指して歩いていると、少し手前に古いお城が見えてきます。
こちらは、『サンタンジェロ城』
教皇の住居から牢獄としても使われた事のある要塞です。
今は中世~近世の兵器が飾られている博物館になっています。
バルセロナを早朝に出発し、目指すはローマ。飛行機で1時間半で到着。
空港から市内へは電車で30分。“成田エクスプレス”を想像していた私達にはちょっと衝撃。イタリアの電車はね~、良く言えば・・・・“外観も座席もとってもアンティーク”。
AM9:00 ローマ市内観光スタート
目指すは、ローマで一番有名で人気のある噴水 『トレヴィの泉』

有名なだけに、わかりやすい所にあるかと思いきや、狭い路地をクネクネと曲がり、こんなとこにまさか~と思っているとテレビで見たことのある風景が!
迫力のある美しい噴水でした。朝だったので、観光客もまだそう多くなかったのでゆっくり見れました。
「後ろ向きにコインを投げると再びローマを訪れることができる」という伝説で知られています。もちろん、投げてきたよ(^^)v
次に有名な場所と言えば・・・・・・
映画「ローマの休日」の舞台にもなった 『スペイン階段』

朝のスペイン階段はまだ静か。なぜイタリアにスペイン階段??
どうやら昔ここにスペイン大使館があったそうです。
この階段の周辺はローマで一番のショッピング街で、正面にあるコンドッティ通りは一流ブランドショップがずらりと並ぶロングストリートです。せっかく来たのでこの通りを歩いてみよう
